


コミュニケーションにおいて、顔はとても重要な役割を果たしています。友達と話をしている時に、自分の気持ちが言葉だけでなく顔に表れたり、逆に友達の顔からその気持ちを読み取ろうとした経験があると思います。しかし、ヒトによって顔は違うのに、みんなどうしてちゃんと顔を認識できるのでしょうか?
そこで、最先端の研究のお話はもちろん、自分の顔を使って顔の内部構造や形態を調べてみたり、ヒトの認知特性に関する実験を行なってみましょう。顔の解剖学的構造(しくみ)や認知メカニズムのふしぎを、是非、体験してください。
このイベントは、独立行政法人科学技術振興機構の平成21年度地域の科学舎推進事業地域活動支援により実施しています。

生物は、役割分担された様々な細胞の集合体です。
この細胞の形成が生命と無生命を本質的に隔てるものです。
この講座では、最新の顕微鏡やバイオテクノロジーを用いて細胞を観察しながら、細胞の構造と機能の面白さを伝えます。
昨年日本人科学者下村脩先生がノーベル賞を受賞されたことで広く知られるようなった、蛍光蛋白質も細胞の観察に利用します。
その他、ノーベル賞受賞者を含む海外の一流の研究者の講演も予定しています。

私たちをとりまく、さまざまな音。
私たちの耳はどうやって音をとらえ、音の違いを感じることができるのでしょうか?
実は、耳は長い進化の中で、音を電気にかえて脳に伝えるという、巧妙なしくみを作り上げてきたのです。
このプログラムでは、「聞こえ」を生み出す耳の不思議な働きを、世界の有名な研究者のお話や簡単な実験を通じて体験できます。
また、人工内耳を体内に埋め込んで「聞こえ」を回復する、最新の医療技術についても紹介します。

心臓は収縮と拡張を規則正しく繰り返し、血液を全身に送り出しています。
血液は体全体に張り巡らされた血管網を通り、全身の組織や臓器に酸素や栄養分を届けているのです。
このような系を循環器系と呼びますが、病院ではこれらの機能を調べたり、治療したりするのにどのようなことをしているのでしょうか?
この講座では、皆さんに心臓のお医者さんになってもらい、現役の内科・外科医の下、聴診やエコー、模擬血管を繋ぎ合わせる手術などを行ってもらいます。また、海外の著名な先生から生命の神秘について講演します。

グルタミン酸というアミノ酸が、昆布だしの『うま味』の本体であることが、100年前に京都出身の池田菊苗先生によって発見されました。
味覚のさまざまなふしぎについて、『うま味』を中心に体験してみましょう。